道路特例法が再可決。

道路特例法が参議院で否決された後、衆議院で2/3による再可決がなされた。特例法が特例である2/3再可決ってどういうことじゃい、って思うんだが、福田政権は2/3を最大限に活用する方針のようだ。
前にも書いたと思うがそもそも今の2/3を越える与党議員が選ばれたのは、小泉劇場の熱風に浮かされて、郵政民営化に賛成か反対か、その1点のみで選ばれたと称する議員たちだ。郵政民営化自体も欺瞞に満ちた詐欺のようなものであったことが明らかになった今において「2/3」を使うなどはもってのほかのはずだ。
参議院の多数決での反対は「横暴」で「権力の乱用」であるが、衆議院の2/3再可決は至極まっとうなことだという、普通の神経では考えられない理屈を持ち出し、権力の保持に汲々としている大臣・議員たちの姿は見苦しいの一言に尽きる。
だが、このところ福田政権の態度が少し変わったような気がしてならない。支持率20%割れを報じられたあたりからは、支持率を気にしなくなったというか、居直ったかんが伺える。つまり、総選挙は来年の任期切れまで行わず、その間に阿部内閣で強行採決の嵐を起こしたように、2/3を使って支持がなくても選挙に勝てる体制を作る、なんかそんなことを考えていそうな雰囲気がする。
人権擁護法案、人権を擁護するといえば聞こえはいいが、要するに恣意的に法によらない捜査・処罰ができるという、全国民人権剥奪法案であるし、秋には「共謀罪」などという声もあるという。現状でもピンクびらはOKでも共産党のチラシや反自衛隊のチラシはNGの体制が司法の腰砕けによって出来上がっているし、自衛隊も政府も「裁判所の判決を歯牙にもかけない」でまかり通っている。プリンスホテルの司法無視の行動(日教組会場問題)も、親の行動を見習っただけなのかもしれない。
なんかいやな雲行きだなあ。

改めて、自民案の本音を検証 憲法前文

データベース消失以前に掲載していた、現行憲法と、05年10月28日に発表された「自民党新憲法草案」を対照しながら、改めて本音を見ていきます。左に現行憲法、右に新憲法草案、留意すべき点は赤字にすることにしました。ページ内下部で、私なりのコメントを述べていきたいと思います。

現行憲法
前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
自民党案
前文
日本国民は、自らの意思と決意に基づき、主権者として、ここに新しい憲法を制定する。
象徴天皇制は、これを維持する。また、国民主権と民主主義、自由主義と基本的人権の尊重及び平和主義と国際協調主義の基本原則は、不変の価値として継承する。
日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し、自由かつ公正で活力ある社会の発展と国民福祉の充実を図り、教育の振興と文化の創造及び地方自治の発展を重視する。
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に願い、他国とともにその実現のため、協力し合う。国際社会において、価値観の多様性を認めつつ、圧政や人権侵害を根絶させるため、不断の努力を行う。
日本国民は、自然との共生を信条に、自国のみならずかけがえのない地球の環境を守るため、力を尽くす。



自らも前文で謳っているように、自民案は現行憲法を改定するものではなく、現在とはまったく異なる革命的なものである。革命、つまり主権の移動が隠されていると思わざるを得ない。現行憲法では主権が国民にあることが明記されているが、自民党案では「主権者として」とか「不変の価値として継承する」と書かれてはいる。
が、その国民は「国や社会を・・・支え守る責務」を負った国民である。ここで主体が巧妙に入れ替えられている。「責務」によって、「国や社会」が国民より上位に位置づけられているといえる。そもそも、近代憲法、近代立憲主義は、国と国民の利害が対立したときに、国がやってはいけないこと、国民のいかなるときにも侵されてはならない権利を明らかにすることで、主権者である国民を守るためのものである。
だが、自民案では明らかに「国や社会を支え守る責務」が優先している。つまり、国民から国家に主権が実質的に移動していることになる。この本質的な変質を明らかにしない、まやかし的な表現が自民案の本音を返って露呈させているといえるのではないだろうか。
私は、小学生の時には憲法の前文を読んで(というより読まされて)「なんかあたりまえのことをややこしい文章で書いてあるだけ」ぐらいにしか思っていなかった。きたがわ てつ さんの「憲法前文」を聴いて、感動的な気持ちになった。高い理想にあふれた格調の高い文だなあ、と。今回改めて読んでもその感想は変わらない。つまり、私を取り巻く社会がそれだけ変わったのだろうが。今回、このページを書くにあたり、自民党案なるものを読み返しているが、読めば読むほどむかついてくるというか、気分が害される。これが今の権力を握っている政治家の本音だとするなら、「国民のための政治」などは望むべくもないのは明らかだ。政権交代、自民退場、とりあえずはこれに尽きるのではないかと、心からそう思う。

くたびれて間が開いてしまいました

5月4日は、次の日5日にあった市のフェスティバルの出店準備で丸々一日つぶれてしまった。管理しているサイトをふたつ、エンジンをバージョンアップしてトラブり、修復で徹夜寸前になった明けだから、眠たいねむたい。準備確認の集まりを2時に約束してたのにパソコンの前で居眠り、電話で起こされた!(^^;)

5日。早朝から準備。9時に始まったが空模様が怪しい。出店でやったのは、オリジナルで作ったカンバッチや携帯ストラップ・キーホルダー(兼用)、カーステッカー、はがきやレターセットなど。他に9条を変える?変えない?のシール投票や風船プレゼント。シール投票のついでの署名集めは好調だったぞ。わたしゃ、準備が終わった段階で半分死んでたけど。店の奥の見えないところで「ドベ~」でした。時々雨に降られる天気にもかかわらず、人では好調だったし、お客さんの反応もよかったね。やっぱり、集まらない人集めに苦労するより人の集まってるところに出て行かないといけないね。この日の様子はこっちで見てね。私は管理人で記事は書いてないけど。

昨日はやっぱり「9条世界会議」でしょ。よそ様のひさしの下を借りてちゃっかり行商してきました。その気の人に売るのは売りやすいね。スペースがないので商品の種類は少なくしたけど、ストラップが好調。よそになかったから。びっくりしたのがカーステッカー。マグネットタイプだけを持っていったんだけど、開始当初はスペースがなくて陳列できず、大家さんのお隣の担当の方が完売されて引き上げられてから陣地進出させてもらって並べたらほとんどすぐに完売。もっとも少ししか在庫がなかったんだけど。作るのに手間がかかるし、材料は高いし、おまけに最後の円形切抜きでスカやっちゃうんだよね。だからいつも少なめ。ストラップもほぼ完売状態になって、せっかくきたんだからメインステージをしっかり見ていこうって行商を切り上げて、ほとんどちゃんと見られたもんね。

若い人の考えも聞けたし、古巣学童のケンダマも久しぶりに見たし、もちろん海外からのゲストたちのお話も興味深いものだった。今回は団体さんにお邪魔して、バスの送り迎えにおべんと付き。気分はリラックスして観光モードがちょっと反省点。

この連休、憲法三昧だったのに憲法のお話はなし。どういうこっちゃ!

憲法記念日のガソリン税

憲法記念日でしたね。朝日新聞の世論調査から

9条改正反対66%に増、賛成23%に減 本社調査

2008年05月02日21時33分
3日の憲法記念日に合わせて、朝日新聞社が実施した全国世論調査(電話)によると、憲法9条を「変えない方がよい」との回答が66%にのぼり、「変える 方がよい」の23%を大きく上回った。憲法改正が「必要」とする人は56%いるが、その中で9条改正を支持する人の割合は37%にとどまり、54%が「9 条は変えない方がよい」と答えた。調査は4月19、20の両日に実施した。
前の安倍内閣時代の07年4月に実施した調査でも、9条は「変えない方がよい」が49%で「変える方がよい」の33%を上回っていたが、今回は大きく差が広がった。
この1年間は、安倍内閣が改憲への準備や集団的自衛権の議論を進めたほか、福田内閣のもとでもインド洋への海上自衛隊派遣をめぐる国会論戦が続くなど、9条や自衛隊の対米協力にかかわる論議が具体性を帯びた時期だった。
一方、憲法全体について聞くと、憲法改正が「必要」とする人は56%なのに対し、「必要ない」は31%。07年調査で「必要」58%、「必要ない」27%だったのと大きな変化はなかった。
憲法改正が「必要」と答えた人に理由を聞くと、74%が「新しい権利や制度を盛り込むべきだから」と答えた。「9条に問題があるから」は13%、「自分たちの手で新しい憲法を作りたいから」は9%にとどまった。
また、憲法改正が「現実的な問題」と思う人は52%、「まだ先の問題」とする人は35%。07年調査ではそれぞれ59%、31%だった。「先の問題」と する人に理由を聞くと、71%が「国民の間で機運が高まっていない」を選んだ。国会で与野党の対立が深まっていることを挙げたのは19%、安倍首相が退陣 したことを挙げた人は5%だった。
衆参両院で多数派が異なるねじれ国会への評価を聞いたところ、「好ましくない」が62%を占めた。ただ、憲法を改正して衆議院の権限をさらに強めることについては、反対が58%だったのに対し、賛成は23%だった。

今日は全文引用させてもらいました。くたびれているので感想だけ。さて、この世論調査では「憲法を変える、9条も変える」という人が約20%になるわけだが、そのうちで「アメリカの都合で起こした戦争の前線を自衛隊が担ってもいい」と考えていない人は、どういう行動をとるんだろう?改憲論を唱える人の話を聞くと、あたらしい権利を盛り込むだとか、国際貢献だとか、現状に合わせろだとかいろいろと理由を述べてくれるが、現政府が「新憲法草案」として出している、日本をアメリカの属国にしようという意図の下に作られた憲法草案の趣旨と一致するものはないんだよね。

私のスタンスは、プライバシーだとか環境権だとかの新しい概念を取り入れるために、憲法を変えることはかまわないが、それは「だから変えなければならない」ではない。引き換えに現在の憲法に謳われている国民の権利や平和追及の意図を犯してはならない。だから基本的には変える必要はないし、「変えよう」という声には隠された意図があると思わざるをえない。

老人をないがしろにするような保険制度が「長寿保険制度」だったり、差別されていると叫んでいる人の人権を確保するためには、他の国民の人権なんか根こそぎにしてかまわないという法案が「人権擁護法案」といわれ、しつこくガソリン税にこだわると、30数年だらだらと延ばして今回さらに10年を確定させた「暫定」税という政府だからね。

さて憲法記念日。憲法ミュージカルといわれ市民100人ミュージカルとも言われる「ロラ・マシン」物語、柏原公演を見てきました。大阪では5月11日の堺市民会館(15:00~)が最後になりますね。会場は満席、よかったですよ。物語がちょっと見えづらいとか、やはり主張の中身が言葉でしか表せないことを、ミュージカル、それも素人のというのはちょっとつらいとか、不満はありますよ。(歌詞の内容を理解させようというのは、発声からしてちょっと・・・)でもね、やっぱり生のよさというものがあります。キャストやスタッフの意気込みというものがあります。臨場感というものがあります。残りの公演もがんばっていただきたいです。

ガソリン税に関してふっと思ったんだけど

ガソリンって不思議なことに、ガソリン税を課税後の金額にさらに消費税がかかるんですよね。つまり、復活した暫定税(これで開始から40年超が確定した、人の半生は”暫定”といっていい期間なんだと)25.1円にも5%の消費税がかかるわけだから、ガソリン税暫定分として25.1円それにかかる消費税分として、ちょっとまってね電卓電卓、えっと、1.255円。

暫定税分25.1円+消費税分1.255円 計26.355円が増税された

ことになるわけだ。最近の車は60リットルぐらい入る車も少なくないから、1回の満タンで1,581円の増税。一体ガソリン税に対してまで消費税を加算するなんてふざけた仕組みを考えたやつはどいつなんだ?たしか2重課税はダメだったような気がするんだが。

だれかガソリンの消費税を、ガソリン税加算前の本体に対して課税するようにしてくれよ。それだけでも2.5円ほどの値下げになるんだから。この際、1円でも余分に払いたくない。

ポチ「この前から天引きされる所得税がなんか増えてるような気がするんだけど」
経理課員「所得税にも消費税がかかるようになったんで、5%増えてます」

なんてことにはならないだろうね、え?

暫定税率復活と一般財源化とは増税するということ

とうとう衆議院の再議決で改正租税特別措置法が可決されました。

東京新聞より

ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活を含む改正租税特別措置法は三十日夕の衆院本会議で、与党の三分の二以上の賛成で再可決、成立した。民主、社 民、国民新の野党三党は再可決に抗議して欠席した。自民、公明の与党議員は全員賛成した。政府は成立直後に臨時閣議を開き、五月一日に施行する政令を決 定。ガソリン一リットル当たり二五・一円の暫定税率は一カ月ぶりに復活し、給油所によっては一日未明、小売価格が値上がりした。また与党は三十日、道路特 定財源を十年間維持する道路整備費財源特例法改正案も、五月十三日の衆院本会議で再可決、成立させる方針を固めた。

残されたのは福田首相の「一般財源化」という口約束だけだが、特定財源を一般財源化するということはどういうことなんだろうか?

特定財源、とりわけその中の暫定税とは、特段の事情により臨時的に使途目的を限定した課税を行うというものであった。それを一般財源化するということは、「特段の事情により臨時的に使途目的を限定した課税を行う」の「特段の事情」が解消されたから課税する必要がなくなった、暫定税なのだから当然廃止されなければならない。一般財源化するというと聞こえはいいのかもしれないが、実は「目的税を一旦廃止して、新たに一般財源として課税を行う」ということに他ならない。

課税の根本的な理由も目的も変わるのだから、実はまったく違うあたらしい税金を課税するということである。たまたま、廃止される「ガソリン暫定税」と課税対象と金額が同じだというに過ぎない。

ここ数ヶ月の間、ガソリン税の使途としてとんでもない事実が暴露され続けてきた。傘下の関連特殊法人の金融事業、つまり街金行為の財源になってたり、職員の給与、タクシーや運転手月の契約車両代、マッサージチェアやカラオケセット、宴会・温泉旅行経費・・・。なぜあるのか、何をしてるのか分からない特殊法人の天下り役人たちの法外な給与や退職金。

でも、これだけ無駄遣いがあったのだから、無駄をなくして例えば「1リットル10円の暫定税で何とかどうしても必要な事業を継続できます。何とかこれでご了承願いたい」という方向の話はどこからも出ないのはなぜ?無駄遣いがあろうがなかろうが、特殊法人を整理しようが、わけのわからんミュージカルをやめようが、なぜに「25.1円」に変わらないのだ?つまりは、「目的や使途はどうでもいい、それだけの金が必要なのだ」ということだろ?

なぜ?そのうちの何パーセントかが自分たちに還流してくる、それをやめるわけにはいかない。官僚たちの利益を損なうわけには行かない。以外の理由があるのか?

ポチ「かあちゃん、参考書買うから2000円おくれよ」
かあ「しかたないねえ、お釣りは返すんだよ」

かあ「参考書買ったのかい?」

ポチ「お菓子かって食べちゃったぞ」
かあ「参考書って言うからあげたんだよ。それなら当分お小遣いはなしだよ!」
ポチ「特定財源を一般財源化しただけじゃん。一般財源にするのならいいんじゃないの。国のえらいさんがそういってたよ」

やっぱり

Photopressがうまく動きません。とりあえずLightboxだけでも見てもらおうと、タグ手打ちで写真をアップしてみます。
大正池から穂高奥入瀬渓谷清里高原

回りが黒くなってくれますので、写真が引き立ちます。

いやいや、調べてみるもんです。今まで分からなかった前後の写真へのリンクのさせ方なんかも分かりました。今度写真を撮って、ギャラリー風にしてみましょう。でも、何で作者のページで触れてないんだろう。詳しい解説のページがあるかもしれないけど、大量の英文は腰が引けてしまって行こうとしないせいかな?

なが~いあいださぼってましたが

その間、サーバー側のなにやかやをいじくりまわして、あげくに使っていたデータベースを削除するという大ポカをやってしまいました。何やってんだか!
これを機会に、WordPressを2.5にバージョンアップをしました。lightboxなどもインストールしましたので、以前とは違う趣のものにしたいと思っています。
それにしてもひどいですね、やすおくん。年金、医療費、ガソリン税、どれも一度原点に返って考え直さなきゃいけなくなっているのに、現状是認・当面のパッチ当てばっかりですもんね。とにかく早く総選挙をしてもらいたいものです。「郵政民営化に賛成か反対か」だけで選ばれた議員たちに、いつまで好き勝手やらしておくんだ!ですよね。本来なら郵政民営化が終わった時点であたらしい公約で選挙をやり直さなきゃ筋が通りませんものね。他のことについては何も委任されてないんですから。

めげないでぼちぼちやっていきます。